70‐80年代、テレビドラマが映画や演劇より輝いていた時代がありました。その時代を先頭きって牽引してきたのが、脚本家 山田太一です。その頃プロデューサーの「大学生がテレビを見なくなった」という嘆きから『ふぞろいの林檎たち』は生まれました。山田太一は、「マイナスを抱えた人間たちが、それでも精一杯生きよう」とする姿を丁寧に描いてきましたが、『ふぞろいの林檎たち』は、その代表作のひとつともいえましょう。
3回忌を経て、“4流大学生”である彼らの奮闘ぶりを、山田太一の母校早稲田大学で上映するというまたとない機会を、どうぞお見逃しなく―。
第1&2話:2026年1月19日(月)11:00 〜/14:00〜
第3&4話:2026年1月20日(火)11:00 〜/14:00〜
第5&6話:2026年1月21日(水)11:00 〜/14:00〜
第7&8話:2026年1月22日(木)11:00 〜/14:00〜
会場:早稲田大学演劇博物館1階ミニシアター
※上記の上映はお申し込み不要です。ただし、席数に限りがございます。
※1/21(水)は休館日となっておりますが、ミニシアターのみ開室いたします。(展示室・図書室等は閉室)
日時:2026年1月23日(金)17:45〜20:25(開場:17:15)
開場:早稲田大学小野記念講堂
ゲストトーク:宇多丸(RHYMESTER)
聞き手:長谷正人(早稲田大学文学学術院教授)
入場無料
定員:200名(一般参加可) ※定員を超えた場合抽選
申し込み:12月25日(木)10:00~2026年1月9日(金)12:00
結果発表:2026年1月16日(金)
主催:早稲田大学演劇博物館
共催:「山田太一のバトンを繋ぐ会」
※本イベントは、記録・広報のため撮影をいたします。あらかじめご了承くださいますようお願いします。

宇多丸(うたまる)
1969 年東京都生まれ。ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパーで、TBS ラジオを中心に活躍するラジオパーソナリティ。1989 年、早稲田大学在学中にグループを結成し、日本ヒップホップの草創期からシーンを開拓し牽引。現在も第一線で活躍。2007年にTBSラジオで番組を持つと、映画評コーナーなどが人気に。現在は『アフター 6 ジャンクション 2』(月~木 20 時)を担当。著書に共編著『森田芳光全映画』(リトルモア)、近著に共編著『ドキュメンタリーで知るせかい』(リトルモア)。



