縦30.4×横814.0cm
宮内庁所蔵本の模写本。極彩色で舞楽52曲を描いたもので、上下2巻からなる。掲出部分は上が「振鉾(えんぶ)」、下が「陵王」、「納曽利」。「振鉾」は舞楽会の初めに演じられる儀式的演目で、左方、右方より1人ずつの舞人が登場し、鉾を振って舞台を清める。「陵王」(蘭陵王)は、中国北斉(550~577)の王子、蘭陵王長恭の故事に基づき、仮面をつけ馬上で指揮をとる様を表す。左舞の代表的な舞楽で番舞は「納曽利」。
縦30.4×横814.0cm
宮内庁所蔵本の模写本。極彩色で舞楽52曲を描いたもので、上下2巻からなる。掲出部分は上が「振鉾(えんぶ)」、下が「陵王」、「納曽利」。「振鉾」は舞楽会の初めに演じられる儀式的演目で、左方、右方より1人ずつの舞人が登場し、鉾を振って舞台を清める。「陵王」(蘭陵王)は、中国北斉(550~577)の王子、蘭陵王長恭の故事に基づき、仮面をつけ馬上で指揮をとる様を表す。左舞の代表的な舞楽で番舞は「納曽利」。