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オンライン企画

早稲田大学演劇博物館 2021年度春季企画展「Lost in Pandemic―失われた演劇と新たな表現の地平」オンライン企画

トーク音声配信「なぜ表現しつづけるのか――コロナ禍と歌舞伎をめぐる模索の軌跡」

Lost in Pandemic
企画展に関連したテーマで、音声によるトークシリーズ「コロナ禍と表現の現在地/可能性」を配信します。

コロナ禍によって、歌舞伎という長い歴史をもつジャンルがいかなる影響を受けたのか。事態の渦中で、気鋭の若手歌舞伎俳優たちが何を感じながら、表現をつづけたのか。早い段階から、ART歌舞伎、YouTubeチャンネルの開設、紙芝居歌舞伎など、新たな可能性を模索してきた中村壱太郎丈と尾上右近丈に、歌舞伎や表現することに対する思い、多彩な活動についてお話を伺います。

出演:中村壱太郎(歌舞伎俳優)、尾上右近(歌舞伎俳優)
聞き手:児玉竜一(演劇博物館副館長)
収録日:2021年4月22日(土)

 

Spotifyアプリをお持ちの方は、以下のURLからもお聴きいただけます。
https://open.spotify.com/show/4xMBpYn3nmVRguHny346jB
 
 

中村壱太郎(なかむら・かずたろう)
歌舞伎俳優。1990年東京生まれ。95年1月大阪中座で初代中村壱太郎を名のり初舞台。2007年に史上最年少の16歳で『鏡獅子』を踊る。10年3月『曽根崎心中』のお初に役柄と同じ19歳で挑む。13年慶應義塾大学総合政策学部卒業。14年吾妻徳陽として日本舞踊吾妻流七代目家元襲名。ラジオやテレビなどでも活動し、20年YouTubeチャンネル「かずたろう歌舞伎クリエイション」開設。「春虹」の名で脚本執筆、演出にも挑戦中。

 

尾上右近(おのえ・うこん)
歌舞伎俳優。1992年東京生まれ。曽祖父は六代目尾上菊五郎。母方の祖父は鶴田浩二。2000年4月歌舞伎座で初舞台。2005年1月新橋演舞場で二代目尾上右近を襲名。18年に七代目清元栄寿太夫を襲名、浄瑠璃の唄い手としても活動。15年から自主公演「研の會」を主宰し大役への挑戦を続け、現代劇やミュージカル、NHK-FM『KABUKI TUNE』のラジオパーソナリティ、情報番組のキャスター、バラエティ、ドラマ、映画出演など多彩な活動を展開している。

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