enpaku 早稲田大学演劇博物館

企画・特別展

早稲田大学演劇博物館 特別展

家族の肖像――石井ふく子のホームドラマ


 
本展では、テレビ草創期から日本のホームドラマの歴史を創ってきたプロデューサー・石井ふく子氏の仕事に焦点を当て、氏が手がけてきたホームドラマを、台本やスチル写真、映像などの諸資料を通じて振り返ります。石井氏は『カミさんと私』、『女と味噌汁』、『肝っ玉かあさん』、『ありがとう』、『おんなの家』といった大ヒットドラマをプロデュースし、日本の家族イメージの形成に多大な影響を与えてきました。
本展の中心となるのは、石井氏が脚本家・橋田壽賀子氏と作り上げたシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』の関連資料です。会場では、懐かしいドラマ映像や石井氏のインタビュー動画(早稲田大学国際情報通信研究センター制作)に加えて、『渡る世間は鬼ばかり』でナレーションを務めた石坂浩二氏と、同作品に子役時代から出演し続けたえなりかずき氏のインタビュー動画も上映します。
現在もプロデューサーとして活動を続けている石井氏は、長年にわたりテレビのなかで「家族の肖像」を描いてきました。家族のかたちが多様化している今、本展が家族とは何かを改めて問い直すきっかけとなれば幸いです。

会期:2021年10月11日(月)~2022年1月23日(日)
開館時間:10:00~17:00(火・金曜日は19:00まで)
休館日:10月27日(水)、11月5日(金)〜7日(日)、17日(水)、23日(火・祝)、12月8日(水)、12月23日(木)~2022年1月5日(水)、10日(月・祝)
会場:早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室
入館無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
後援:株式会社 TBSテレビ

※ご来館の際にはあらかじめ「来館にあたってのお願い」をご覧ください。
※東京都における緊急事態措置の発令、および早稲田大学新型コロナウイルス感染症対策本部の方針により、急な日程変更を行う場合がございます。ご来館の際には、あらかじめ当館HPにて最新の開館日程をご確認ください。


※写真をクリックするとオンライン展示をご覧いただけます。
Webページ:https://enpaku.w.waseda.jp/ex/14843/


『ありがとう』????TBS
 

東芝日曜劇場『おんなの家』????TBS
 

『あにいもうと』????TBS
 

左:『ありがとう』台本(1972年)????TBS
中央:東芝日曜劇場『おんなの家』台本(1974年)????TBS
右:橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』企画書(2000年)橋田文化財団所蔵
 

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