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イベント

特別展「太田省吾 生成する言葉と沈黙」開催記念講座

『なにもかもなくしてみる』ーー太田省吾の劇世界をめぐって

西堂 行人
西堂 行人(にしどう・こうじん)
演劇評論家。2023年3月まで明治学院大学文学部芸術学科演劇身体表現コース教授。1990年代以降大学で演劇教育に関わり、近畿大舞台芸術専攻教授(1998~2016)。早稲田大学では、1994年から非常勤講師を計12年間勤める。
専門は60年代以降のアングラ・小劇場演劇。および日本/世界演劇史。2006年より現在まで伊丹アイホールで「世界演劇講座」を開講。主な著書に『演劇思想の冒険』『ハイナー・ミュラーと世界演劇』『劇的クロニクル』『韓国演劇への旅』『現代演劇の条件』『[証言]日本のアングラ』『蜷川幸雄×松本雄吉 二人の演出家の死と現代演劇』『日本演劇思想史講義』『ゆっくりの美学――太田省吾の劇宇宙』他多数。大学生との共編著に『近大はマグロだけじゃない』『コロナ禍を生き抜く演劇論――学生が見た2020/2022ドキュメント』がある。最新刊に『新時代を生きる劇作家たち』、編著『敗れざる者たちの演劇志』がある。
私立武蔵高を経て早稲田大学文学部(演劇専修)卒。読売演劇大賞選考委員。

 

特別展「太田省吾 生成する言葉と沈黙」の開催を記念して、演劇評論家の西堂行人氏をお招きし、演劇講座を開きます。太田省吾が創り出した「劇」とは、どのようなものでしょうか。本講座では、上演記録映像を参照しつつ、日本現代演劇史の文脈から太田の仕事を振り返ります。また、太田の作品が問いかけるものをめぐって、参加者の皆さんと「対話」をするための時間を持つことができればと考えております。

日時:10月17日(火)17:00-18:30(予定)
会場:早稲田大学演劇博物館 京マチ子記念特別展示室
講師:西堂行人(演劇評論家)
定員:22人 ※要事前予約・定員を超えた場合は抽選
学生優先申込期間:8月30日(水)10:00~
一般申込期間:2023年09月20日(水)10:00〜10月10日(火)17:00
参加無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
演劇映像学連携研究拠点 奨励研究4「太田省吾関連資料研究――2023 年度早稲田大学演劇博物館特別展に向けて」(研究代表者:金潤貞)

【申込はこちら

プログラム(予定)

▼ 【第一部】
|17:00-18:00 レクチャー
  

▼ 【第二部】
|18:00-18:30 参加者との対話


【注意事項】
〇人数制限を解除してのご案内となります。ご心配な方はマスク着用をお勧めいたします。
〇当選者には参加券を送付いたします。参加券に記載の指示に従ってください。
〇イベント当日は、ご自宅にて検温を行っていただき、37.5度以上の発熱、その他風邪の症状
 のある方は、参加を見合わせてください。
〇行政の指導、今後の感染状況や兆候等を踏まえて早稲田大学が大学内の施設の使用を制限する
 判断を行った場合等には、イベントを中止や延期とさせていただく場合もございます。
※イベントは広報のため写真・動画撮影を行い後日公開する場合があります。予めご了承のうえお越しください。


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