enpaku 早稲田大学演劇博物館

企画・特別展

早稲田大学演劇博物館 企画展

三代目坂東三津五郎展 ー その足跡と衣裳

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会期:《前期》 2008年11月15日(土)- 12月2日(火) 《後期》 2008年12月4日(木)- 12月22日(月)
会場:演劇博物館2階企画展示室Ⅰ
入館無料

江戸の歌舞伎役者、三代目坂東三津五郎(1775~1831)は文化文政期を代表する名優の一人です。幅広い役柄に秀でましたが、特に実事(篤実で、思慮分別を備えてた立役)と所作事(舞踊)では追随を許さない芸を築き上げました。その舞台は江戸の観客に圧倒的な支持を得、秀麗な風貌体格は、数えきれぬほど出版をみた錦絵に偲ぶことができます。また、その踊りに魅かれて多くの弟子が生まれ、現在では日本舞踊坂東流の流祖としても名を残しています。  演劇博物館には、錦絵や台本だけでなく、三津五郎が着用したと伝承をもつゆかりの衣裳が保管されています。現存する江戸時代の歌舞伎衣裳は希少であり、これらの公開を中心に、三代目三津五郎の足跡と生涯を振り返ります。

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