enpaku 早稲田大学演劇博物館

シンポジウム

2015年度秋季企画展 Who Dance ? 振付のアクチュアリティ 関連企画

日仏ダンス会議「思考と身体のパ・ド・ドゥ」

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ジュリー・ペラン氏


日時:2016年1月16日(土)13:00(12:30 開場)
会場:大隈記念講堂小講堂
定員:300人 ※事前申込制・先着順 
参加無料
言語:日本語/フランス語(逐次通訳あり)

お申込方法:終了しました

主催:早稲田大学演劇博物館
助成: bunkacho27 平成27年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本 Amb-France_IFJ_25_b

出演:ローラン・ピショー(パリ第八大学客員教授)、ジュリー・ペラン(パリ第八大学准教授)、パトリック・ドゥ・ヴォス(東京大学教授)
通訳:永友優子、福嶋幸典

本展のテーマの一つであるダンスをめぐる「空間」について、フランスの振付家ローラン・ピショー氏とパリ第8大学准教授ジュリー・ペラン氏をお迎えして講演会を開催します。また講演後には東京大学教授のパトリック・ドゥ・ヴォス氏も加わり、登壇者らによるディスカッションを行います。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく!

13:00-14:40 ローラン・ピショー「劇場の外部で踊ること:ミュージアム」
フランス人振付家ローラン・ピショー氏が、開催中の「Who Dance ? 振付のアクチュアリティ」展を例にとりながら、2003年以降フランスの美術館や博物館で行ってきたダンスによる「ガイド(visite guidée)」の実践についてお話しします。劇場外で踊られるダンスの方法を通じて、ダンスを成立させている周囲のコンテクストを可視化する機能について検証します。

14:50-16:20 ジュリー・ペラン「劇場の外部で踊ること:風景」
野外で行われているダンスの実験は、空間を記号やシンボル、欲望で満たし、同時に都市における慣習や自然の表象、芸術という枠組みを再定義する新たな状況を生み出します。風景の歴史が文学や絵画に伝統的に結びつけられてきたとすれば、ダンスはいかにして風景の発明の歴史に位置づけられるのか? ダンスと風景の関係について考察します。

16:30-17:30 ディスカッション
ジュリー・ペラン、パトリック・ドゥ・ヴォス、ローラン・ピショー

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ローラン・ピショー氏

ローラン・ピショー作品
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講演者プロフィール
ローラン・ピショー Laurent Pichaud

1971年フランス生まれ。パリ第八大学客員教授。90年代からダンサー、振付家として活動を開始。ダンサーを取り囲む状況と、「指示」や「制限」という振付方法を重視し、ダンスの「場」へ様々な方法でアプローチしている。近年では観客の位置づけについて考察している。

ジュリー・ペラン Julie Perrin
パリ第八大学(サン=ドゥニ)ダンス学科准教授。ダンス研究誌『Recherche en danse』編集委員。1950年代以降のアメリカとフランスのコンテンポラリーダンスを専門とし、特に空間やダンスの生じる状況に関心を持つ。著書に『Figures de l’attention. Cinq essais sur la spatialité en danse』 (Les presses du réel, Dijon, 2012)やエマニュエル・ユインとデニス・ルシオーニとの共著『Histoire(s) et lectures : Trisha Brown / Emmanuelle Huynh』 (Les presses du réel, 2012)などがある。

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