会場:早稲田大学6号館3階318レクチャールーム
主催:早稲田大学演劇博物館、演劇映像学連携研究拠点
参加無料・予約不要
講師:山崎清介(子供のためのシェイクスピアカンパニー 脚本・演出・俳優)
2017年度シェイクスピア祭演劇講座は、20年以上に渡り、俳優・演出家として「子供のためのシェイクスピアシリーズ」を手がけている山崎清介氏をお迎えし、インタビュー形式にてお話を伺います。
山崎氏にとってのシェイクスピア作品の魅力、日本の子供にシェイクスピア作品が必要な理由、子供に魅力あるシェイクスピア劇を創造するための工夫などについてお話し頂く予定です。また、現在、様々な社会問題(貧困、少子高齢化、人種差別、難民問題、社会的包摂、多文化共生など)が浮上し、日本の社会が大きな転換期を迎えるなか、今後、私達はどのように子供にシェイクスピア劇を提示していくことができるのかなどについてもご意見を伺う予定です。
山崎清介
福岡県北九州市出身。劇団青年座を経て、1984年にEDメタリックシアターを旗揚げする。1991年、東京グローブ座のグローブ座カンパニーの発足に参加し、出口典雄、ペーター・ストルマーレ、ジェラード・マーフィー、ロベール・ルパージュなどが演出するシェイクスピアに出演する。1995年にグローブ座カンパニーが開始した「子供のためのシェイクスピアシリーズ」の全作品に出演し、翌年の第2回公演「十二夜」からは演出も担当するようになる。平成22年度「紀伊國屋演劇賞団体賞」、および平成24年度「児童福祉文化賞(特別賞)」を受賞。