会場:早稲田大学大隈記念講堂 小講堂
参加無料・予約不要
主催:早稲田大学演劇博物館
共催:早稲田大学角田柳作記念国際日本学研究所、スーパーグローバル大学創成事業「国際日本学拠点」、早稲田大学演劇映像学連携研究拠点
協力:松竹株式会社
昨年逝去された蜷川幸雄氏の代表作の一つである「NINAGAWA・マクベス」が、今年6月から香港、日本、イギリス、シンガポールで追悼上演されます。2015年の再演からカンパニーに加わって、魔女を演じてこられた中村京蔵氏にお越しいただき、歌舞伎俳優として、女形として、この舞台に関わってこられたご経験をお話しいただきます。「NINAGAWA・マクベス」は小田島雄志氏の翻訳ですが、坪内逍遙訳との違いについてもお話しいただく予定です。後半は、「ヴェニスの商人」の法廷の場を朗読劇の形で上演していただきます。京蔵氏と若手歌舞伎俳優の実力派尾上右近氏、舞台やダンス、ミュージカルで活躍される江添皓三郎氏との魅力的な顔合わせで、逍遙訳の世界をご堪能ください。
内容
【お話し】
シェイクスピアの上演と翻訳――歌舞伎女形として
中村京蔵(歌舞伎俳優)
聞き手:児玉竜一(演劇博物館副館長)
【朗読劇】
坪内逍遙訳「ヴェニスの商人」法廷の場 より
シャイロック・・・中村京蔵
アントーニオほか・・・江添皓三郎
ポーシャ・・・尾上右近