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演劇は戦争体験を語り得るのか ——戦後 80 年の日本の演劇から——
第4章 さまざまな視点から見た戦争
第二次世界大戦に対する視点は、2000 年代以降ますます多様化していった。このことは、史実とそのリサーチを基盤とする作品制作が盛んとなった現代演劇の流れと連動している。戦争を中心に社会問題を積極的に取り上げる坂手洋二や古川健らの活躍は、それを裏づける好例だろう。
本章では、満州事変にはじまる日中戦争や日本の植民地支配、さらには戦時下に生きる人々の姿を描いた群像劇など、さまざまな視点から日本と戦争の関係を扱った作品を紹介する。