縦15.1×横21.1cm
墨付47丁の横本。題簽に「宝生流作り物之記」とあり、所収曲からも宝生流とわかる。能で用いられる作り物や小道具について、彩色図に寸法、材料などを注記する。収録される167曲のうち90曲に絵図が附されている。筆者は名古屋出身の画家川崎千虎(1836~1902)である。土佐光文に師事し、上京後は博物館御用掛などを勤め、後に東京美術学校教授となった。
縦15.1×横21.1cm
墨付47丁の横本。題簽に「宝生流作り物之記」とあり、所収曲からも宝生流とわかる。能で用いられる作り物や小道具について、彩色図に寸法、材料などを注記する。収録される167曲のうち90曲に絵図が附されている。筆者は名古屋出身の画家川崎千虎(1836~1902)である。土佐光文に師事し、上京後は博物館御用掛などを勤め、後に東京美術学校教授となった。