日時:2013年3月3日(日)13:00-18:50
会場:早稲田大学 8号館 B101教室
定員:300名
参加無料・予約不要
主催:早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点(平成24年度公募研究「佐野碩と世界演劇」)
助成:国際交流基金
佐野碩(1905-1966)は村山知義らとともに1920年代後半の日本左翼演劇をリードし、新劇の基盤を固めた、日本演劇史上極めて重要な演出家です。1931年に政治上の理由で出国した後、1932年に訪ソ。1937年の国外追放までモスクワに滞在し、国際左翼演劇組織の幹部を近代演劇の発展に尽くしました。国際的演劇人としても先駆的な佐野碩の活動を各国の研究者が日本初公開の映像を交えながら明らかにします。
13:00-13:10 挨拶
13:10-14:10 「佐野碩の演劇」
| 田中道子 コレヒオ・デ・メヒコ教授、日本史
14:20-15:20 「佐野碩の映像創作とその過程」 (スペイン語、通訳付き ※『るつぼ 演出家佐野碩の創造過程』エウヘニオ・コボ監督、2000年製作)
| スサナ・ウエイン 演出家
15:35-16:15 「アメリカ演劇と佐野碩」 (スペイン語、通訳付き)
| ホビータ・ミアン メキシコ国立芸術センターロドルフォ・ウシグリ演劇研究所研究員
16:15-16:55 「劇評に見る佐野碩の演劇」(スペイン語、通訳付き)
| ギエルミーナ・フエンテス メキシコ国立芸術センターロドルフォ・ウシグリ演劇研究所研究員
17:05-18:00 ドキュメンタリー映像上映『ラ・コロネラ』(エウヘニオ・コボ監督、2011年製作、日本語字幕付き)
18:00-18:40 コメント・質疑応答・シンポジウム総括
18:40-18:50 閉会挨拶