越路吹雪(1924 ~1980)は、戦後の宝塚歌劇団で主演男役となり、退団後もミュージカル『アプローズ』や映画などに出演。女優・歌手として活躍し、日本語のミュージカルとシャンソンを定着させた人物です。
1953年のフランス旅行以来、パリの舞台とファッションに刺激を受け、後年の「ロングリサイタル」では、イヴ・サンローランのオートクチュールドレスを着こなすなど、その衣装へのこだわりは人々の憧れとなり、また彼女自身の舞台に一層の輝きを与えました。
越路の生誕100年を記念する本展では、舞台衣装、アクセサリー、ポスターなどから、越路の軌跡をたどるとともに、スタイルへのこだわりを紹介いたします。
1953年のフランス旅行以来、パリの舞台とファッションに刺激を受け、後年の「ロングリサイタル」では、イヴ・サンローランのオートクチュールドレスを着こなすなど、その衣装へのこだわりは人々の憧れとなり、また彼女自身の舞台に一層の輝きを与えました。
越路の生誕100年を記念する本展では、舞台衣装、アクセサリー、ポスターなどから、越路の軌跡をたどるとともに、スタイルへのこだわりを紹介いたします。
会期:2024年4月25日(木)〜8月4日(日)
*会期中一部展示替えがあります(前期:4/25~6/18、後期:6/20~8/4)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
休館日:5月3日(金・祝)~6日(月・振休)、29日(水)、6月5日(水)、19日(水)、7月3日(水)、17日(水)
会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室
入館無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
※日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページをご確認の上ご来場ください。
撮影:松本徳彦
越路吹雪
1924年 東京・麹町生まれ
1937年 宝塚歌劇団入団
1939年 月組公演で初舞台
1951年 初の外部公演参加、帝劇コミック・オペラ『モルガンお雪』に出演
宝塚歌劇団を退団し、東宝専属となる
1953年 初の海外旅行でフランスへ
第1回リサイタル開催(ヤマハホール)
1968年 初のロングリサイタル開催(日生劇場)、東宝を離れフリーとなる
1980年 最後の舞台となる『古風なコメディ』出演
「ロングリサイタル」着用 1969年イヴ・サンローラン
「リサイタル」着用 1970年イヴ・サンローラン
「アプローズ」初演着用 1972年イヴ・サンローラン
「ロングリサイタル」着用 1979年ニナ・リッチ
舞台用イヤリング
舞台用指輪
舞台用靴