また文学座では築地小劇場開場100年を記念した公演として、10・11月に「摂」(瀬戸口郁作、西川信廣演出)を上演します。画家・舞台美術家であり、演劇博物館とも縁のある朝倉摂をモデルとした作品です。上演に先立ち、作品についてのお話も伺いたいと思います。
日時:2024年10月11日(金)18:30~20:15(開場18:00)
会場:小野記念講堂
出演:新橋耐子・原康義・富沢亜古・荘田由紀(文学座)
大笹吉雄(演劇評論家)・児玉竜一(演劇博物館館長)
定員:200人
※要事前予約・定員を超えた場合は抽選
参加無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
共催:文学座
申込み期間:2024年9月9日(月)10:00~10月7日(月)12:00
結果発表:10月9日(水)
⽂学座公演「摂」に関する詳細はこちら
http://www.bungakuza.com/setsu/
【申込みを締め切りました】
▼ 【第1部】築地小劇場100年と文学座
|18:30~19:15
▼ 【休憩】
|19:15~19:30
▼ 【第2部】文学座のこれからと最新作「摂」
|19:30~20:15
2024年度秋季企画展
築地小劇場100年―新劇の20世紀
https://enpaku.w.waseda.jp/ex/19252/
新橋 耐子(しんばし・たいこ)
東京都・神田生まれ。俳優座養成所を経て、文学座附属演劇研究所入所。1971年座員となる。初舞台の『女の一生』以来文学座の代表的作品『にごりえ』『華岡青洲の妻』など多数出演、『怪談 牡丹燈籠』『ふるあめりかに袖はぬらさじ』では杉村春子の当たり役を引き継ぐ。こまつ座の旗揚げ公演『頭痛肩こり樋口一葉』の花蛍役を通算で500回以上演じる。『元禄港歌-千年の恋の森-』(Bunkamura)など外部出演も多数。近年の出演作品は、『ウィット』、『田園1968』(ともに文学座)など。
昭和52年度 第12回紀伊國屋演劇賞個人賞(『雨』『山吹』)、平成6年度 第2回読売演劇大賞優秀女優賞。(『頭痛肩こり樋口一葉』)、平成28年度 第42回菊田一夫演劇賞(『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』)、平成30年度 第25回読売演劇大賞 優秀女優賞 (『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』) 。
原 康義(はら・やすよし)
1975年文学座附属演劇研究所入所、1980年座員昇格。初舞台は、1978年文学座公演『五重奏』。そのほか、『越前竹人形』『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』『コーヒーと恋愛』(文学座)、『音楽劇 わが町』『十二人の怒れる男たち』『罠』『検察側の証人』(俳優座劇場プロデュース)、『放浪記』(東宝)、『プレッシャー~ノルマンディの空』(加藤健一事務所)、『カリギュラ』(ホリプロ)など出演。また声優としても『パッチ・アダムス・トゥルー・ストーリー』(パッチ・アダムス役/ロビン・ウィリアムズ)『ツイン・ピークス』シリーズ(デイル・クーパー役/カイル・マクラクラン)『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(M役/レイフ・ファインズ)など数多くの吹替えをしている。アニメ「おさるのジョージ」(黄色い帽子のおじさん役)を務める。
富沢 亜古(とみざわ・あこ)
東京都出身。1978年文学座附属演劇研究所入所。1983年座員昇格。初舞台は、1979年文学座公演『丸山蘭水楼の遊女たち』。そのほか『女の一生』、『かもめ』、『近松女敵討』、『ホームバディ/カブール』『THE CRISIS-ザ・クライシス-』『殿様と私~殿、踊りましょうぞ~』、『山羊…それって…もしかして…シルビア?』『セールスマンの死』、『再びこの地を踏まず-異説・野口英世物語-』、『怪談 牡丹燈籠』、『昭和虞美人草』、『ウィット』など、劇団公演に多数出演。『真砂女』(朋友)、『イサドラ』『地獄のオルフェ』『令嬢ジュリー』(tpt)など外部出演も多数。2000年第7回読売演劇大賞優秀女性優秀賞。(『令嬢ジュリー』)
荘田 由紀(しょうだ・ゆき)
東京都出身。2005年文学座附属演劇研究所入所。2010年座員昇格。初舞台は2010年文学座公演『女の一生』。(布引けい役として文学座デビュー。)そのほか、『嵐が丘』(梅田芸術劇場シアタードラマシティ、赤坂ACTシアター)『三人姉妹』(文学座)『ローマの休日』(梅田芸術劇場、天王洲銀河劇場)、『さくら色オカンの嫁入り』(CATプロデュース)、『吾輩はウツである』(朋友)、『小林一茶』(こまつ座)など出演多数。