昭和22(1947)年発足の民衆芸術劇場を前身として、劇団民藝は昭和25(1950)年4月3日に創立されました。築地小劇場や新協劇団など、戦前からの新劇の劇団で活動してきた滝沢修、清水将夫、宇野重吉、岡倉士朗らによって、民衆に根ざした演劇芸術をつくり出すことを目標として旗挙げされます。三好十郎作「炎の人-ヴァン・ゴッホの生涯-」やアーサー・ミラー作の「セールスマンの死」、アンネ・フランク原作の「アンネの日記」などを上演し、新劇史に残る名作を次々に生み出しました。新劇界を代表する劇団のひとつとして、現在も多様な作品を上演し、挑戦的な試みを行っています。築地小劇場100年を記念して、劇団民藝のこれまでとこれからについて、お話をうかがいます。
日時:2025年1月10日(金)18:00~19:45(開場17:30)
会場:小野記念講堂
出演:樫山文枝、日色ともゑ(劇団民藝)
大笹吉雄(演劇評論家)、児玉竜一(演劇博物館長)
定員:200人
※要事前予約・定員を超えた場合は抽選
参加無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
共催:劇団民藝
申込み期間:2024年11月29日(金)20:00~2025年1月6日(月)10:00
結果発表:2025年1月7日(火)
展覧会Webページ
2024年度秋季企画展
築地小劇場100年―新劇の20世紀
https://enpaku.w.waseda.jp/ex/19252/
樫山 文枝(かしやま・ふみえ)
生年月日 1941年8月13日
出身地 東京都
経歴 俳優座附属養成所を経て、1963年 入団
日色 ともゑ(ひいろ・ともえ)
生年月日 1941年6月4日
出身地 東京都
経歴 1961年 入団(劇団民藝俳優教室)