演劇クエストは「冒険の書」と呼ばれるガイドブックに記された選択肢を手がかりに、参加者自身がロールプレイングゲームの主人公のように広範なフィールド内を自由に移動する遊歩型ツアープロジェクトです。これまで、三浦半島や本牧、横浜、城崎温泉、あるいはマニラやデュッセルドルフ、安山と国内外の様々な場所で実施され、好評を博してきました。参加者は「冒険の書」を手に「未知の街」をさまようことで、その場所に生きる人々の生活や都市の歴史、過去の亡霊と遭遇し、その場所に対する新たな視線を獲得することになるでしょう。今回のワークショップでは国内外各地で演劇クエストをはじめ複数のプロジェクトを立ち上げている藤原ちから氏を講師に、「町」や「都市」を新たなものとして見つめるためにフィールドワークに出かけ、そこで得た情報の再編集=物語化を試みます。早稲田大学周辺にはどんな「冒険」が隠れているのでしょうか。未知の世界はすぐそこに広がっています。
日時:2018年1月27日(土)・28日(日) 2日間/各日13:00-17:00頃
会場:早稲田大学構内および周辺
定員:15人 ※要事前予約・定員を超えた場合抽選
参加無料
お申し込み:2017年11月29日(水)10:00よりウェブサイトにて受付開始
応募締め切り:12月20日(水)17:00
抽選結果のお知らせ:12月26日(火)
※ワークショップは2日間に渡って開催します。両日参加できる方のみご応募ください。
【応募期間は終了しました】
主催:早稲田大学演劇博物館、新宿から文化を国際発信する演劇博物館実行委員会
助成:平成29年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
【注】ご参加にあたっては、こちら(FAQリンク)をお読みください。
[お知らせ]
2017年12月28日(木)から2018年1月8日(月)まで、演劇博物館事務所は休業とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
藤原ちから(BricolaQ主宰)
1977年高知生まれ。BricolaQ主宰。雑誌「エクス・ポ」、武蔵野美術大学「mauleaf」、世田谷パブリックシアター「キャロマグ」等の編集を経て、批評家として活動。徳永京子との共著に『演劇最強論』、またウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営。ラジオ「横浜サウンド☆クルーズ」で現代演劇の番組に出演中。また国内外各地で遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を滞在制作。2017年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー。