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名作シナリオを楽しもう 傑作ドラマ『アフリカの夜』ふたたび!

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『アフリカの夜』台本 フジテレビ、1999

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『アフリカの夜』台本(第9回)フジテレビ、1999

室井滋氏、ともさかりえ氏登壇決定!

登壇者:大石静(脚本家)、室井滋(俳優・エッセイスト)、ともさかりえ(俳優)、山口雅俊(プロデューサー、監督)、宮本理江子(ドラマディレクター)、柚木麻子(作家)
司会:岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館 館長)

鈴木京香、松雪泰子、室井滋、ともさかりえ、佐藤浩市、國村隼ら豪華キャストが集結し、多くの視聴者を魅了しながら現在に至るまでソフト化されていない傑作ドラマ『アフリカの夜』(フジテレビ、1999年)。アパート「メゾン・アフリカ」を舞台に繰り広げられるこの群像劇は、人生の岐路に立つ女たちのゆるやかな連帯を描く現代のドラマの先駆けとなりました。
今回は、脚本を手がけた大石静氏(『大恋愛~僕を忘れる君と』『家売るオンナの逆襲』)、大きな秘密を抱えて逃げる丸山みづほ役を熱演した室井滋氏、勝気で常識にしばられない女子大生・縁役を個性豊かに演じたともさかりえ氏、プロデューサーの山口雅俊氏、ディレクターの宮本理江子氏、そして『アフリカの夜』大ファンを自認する作家の柚木麻子氏をお迎えし、今見てもみずみずしく感動的な映像を交えつつ、熱く語り合います。

日時:2019年5月13日(月)18:30-20:30(18:00 開場)
会場:早稲田大学小野記念講堂
定員:200名 ※要事前予約・先着順
参加無料
お申し込み:4月17日(水)10:00よりこちらのウェブサイトにて受付開始
応募締め切り:5月8日(水)17:00 ※定員になり次第申込締め切り

【応募期間は終了しました】

主催:早稲田大学演劇博物館、新宿から発信する「国際演劇都市TOKYO」プロジェクト実行委員会
助成:bunkacho_logo 平成31年度 文化庁 地域の博物館を中核としたクラスター形成事業
協力:株式会社フジテレビジョン

※記録・広報等のため、イベントの写真撮影・録画・録音を行います。

文字通訳、手話通訳、場内誘導、座席、お子様連れでの参加等をご希望の方は、5月6日(月)までに、ご希望の内容をメールにてお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
E-mail:enpaku-event★list.waseda.jp (★を@に変えてお送りください)


 

【作品紹介】
『アフリカの夜』フジテレビ、1999年4月15日 - 6月24日(全11回)
脚本:大石静
プロデュース:山口雅俊
演出:宮本(石坂)理江子、河毛俊作、水田成英
出演:鈴木京香、松雪泰子、室井滋、ともさかりえ、佐藤浩市、國村隼

古いアパート「メゾン・アフリカ」を舞台に繰り広げられる女たちの群像劇。殺人事件を起こしながら美容整形を繰り返して逃亡し時効成立直前に逮捕された福田和子をモデルとしたと思われる山室みづほ役の室井滋の熱演が記憶に残る。鈴木京香演じる主人公の杉立八重子がたびたび口にする「道は開かれている」という言葉が印象的。残念ながらDVD化されていないが、フジテレビオンデマンド(FOD)で視聴することができる。
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4437/
 
 

当日の模様

 
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※写真をクリックするとイベントレポートをご覧いただけます。
 
 
 
 
 
 
 
 

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大石静(脚本家)
東京生まれ。1986年にテレビドラマの脚本家としてデビュー。97年NHK朝の連続TV小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞を受賞。執筆作品として「功名が辻」「セカンドバージン」(NHK)、「家売るオンナ」(日本テレビ)、「大恋愛~僕を忘れる君と~」(TBS)、「アフリカの夜」(フジテレビ)、「トットちゃん!」(テレビ朝日)など。2019年は「永遠のニシパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」(NHK)が放送予定。

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室井滋(俳優・エッセイスト)
女優。富山県生まれ。映画「居酒屋ゆうれい」「のど自慢」などで多くの映画賞を受賞。2012年日本喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞テレビ部門優秀賞を受賞。また、絵本『しげちゃん』シリーズ(金の星社)他電子書籍化含め著書多数。近刊に絵本『すきま地蔵』(白泉社)、てぬぐいあそび絵本『ピトトト トン よ~』(世界文化社)など。各地で「しげちゃん」絵本ライブを開催中。2019年8月に新刊エッセイを小学館より発刊予定。

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ともさかりえ(俳優)
1979年10月12日生まれ。東京都出身。1992年、NHKの『コラ! なんばしょっと』でドラマデビュー。テレビドラマ『金田一少年の事件簿』シリーズで注目を浴びる。近年の作品に、テレビドラマ『アシガール』『ぬけまいる〜女三人伊勢参り』、映画『ちょんまげぷりん』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、舞台『1984』『LIFE LIFE LIFE~人生3つのヴァージョン~』などがある。2019年6月8日より2016年に初演が上演された『キネマと恋人』再演を控える。

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山口雅俊(プロデューサー、監督)
フジテレビで「ナニワ金融道」シリーズ、「きらきらひかる」シリーズ、「アフリカの夜」、「カバチタレ!」、「ロング・ラブレター~漂流教室」、「ランチの女王」などプロデュース。2005年独立して株式会社ヒントを設立。映画「ひみつのアッコちゃん」脚本、ドラマ・映画「闇金ウシジマくん」シリーズや「やれたかも委員会」のプロデュース・監督。2019年ドラマ「新しい王様」ではプロデュース・監督・脚本。

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宮本理江子(ドラマディレクター)
1963年神奈川県川崎市生まれ。国際基督教大学卒。86年フジテレビ入社。以来ドラマ制作に主にディレクターとして携わる。過去の作品に、「ビーチボーイズ」「風のガーデン」「最後から二番目の恋」「最高の離婚」「心がポキッとね」「それを愛とまちがえるから(WOWOW)」など。

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柚木麻子(作家)
作家。1981年生まれ。「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞受賞。同作を収めた「終点のあの子」で単行本デビュー。『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞。著作「ランチのアッコちゃん」「本屋さんのダイアナ」「BUTTER」など。

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司会:岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館館長)
1958年三重県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。文学博士(国立アイルランド大学ダブリン校)。テレビドラマ批評、現代演劇論、サミュエル・ベケット論を専門とする。訳書に「新訳ベケット戯曲全集1 ゴドーを待ちながら/エンドゲーム」など、共編著に「日本戯曲大事典」など、監修に「大テレビドラマ博覧会」など。放送番組センター理事、日本演劇学会理事、フジテレビ番組審議委員など。 

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