縦21.0×横29.0cm
百済からの渡来人味摩之しによって伝えられた伎楽は、平安初期頃まで寺院における法会で盛んに上演されたため、法隆寺や東大寺などに仮面が現存する。伎楽面は能面や舞楽面に比べて大ぶりで、頭全体を覆う形状である点に特色があるが、本資料は顔面部分のみの模造品である。「崑崙」は、尖った耳に牙を持つ外道の面で、呉女を懸想し「力士」によって退治される。
縦21.0×横29.0cm
百済からの渡来人味摩之しによって伝えられた伎楽は、平安初期頃まで寺院における法会で盛んに上演されたため、法隆寺や東大寺などに仮面が現存する。伎楽面は能面や舞楽面に比べて大ぶりで、頭全体を覆う形状である点に特色があるが、本資料は顔面部分のみの模造品である。「崑崙」は、尖った耳に牙を持つ外道の面で、呉女を懸想し「力士」によって退治される。