裲襠:丈92.0×幅63.0cm
袍:裄96.0×前丈110.0、後丈220.0cm
納曽利は高麗楽、右舞の代表的な舞楽で番舞は「蘭陵王(らんりょうおう)」。雌雄の龍が舞い遊ぶさまを表した舞で「双龍の舞」と通称される。装束は裲襠(りょうとう)装束で、雲形の織紋のある袍の上に、鳥模様の刺繍のある裲襠を頭からかぶる。裲襠の縁取りには絹の毛が用いられており、西域の毛皮製の衣服に由来するといわれる。面は東大寺所蔵品の模造。動眼、吊顎等、舞楽面独特の技法が見え、牙をむいた恐ろしい表情に特色がある。
裲襠:丈92.0×幅63.0cm
袍:裄96.0×前丈110.0、後丈220.0cm
納曽利は高麗楽、右舞の代表的な舞楽で番舞は「蘭陵王(らんりょうおう)」。雌雄の龍が舞い遊ぶさまを表した舞で「双龍の舞」と通称される。装束は裲襠(りょうとう)装束で、雲形の織紋のある袍の上に、鳥模様の刺繍のある裲襠を頭からかぶる。裲襠の縁取りには絹の毛が用いられており、西域の毛皮製の衣服に由来するといわれる。面は東大寺所蔵品の模造。動眼、吊顎等、舞楽面独特の技法が見え、牙をむいた恐ろしい表情に特色がある。