半臂:丈83.0×裄40.0cm
指貫:丈115.0×幅46.0cm
下襲:丈133.0×裄103.0cm
「管方」とは、舞楽の伴奏者のこと。管方装束は、舞方の襲装束とほぼ同様で、鳥甲、袍(楽長のみ)、下襲、半臂、指貫、忘緒、石帯を着する。下襲は、表地は白綾、綾織、紋は桐竹唐草である。紫染二重菱(ふたえびし)の中に桐竹、唐草の刺繍がある。半臂は、下襲の上に着るもので、黒地に三筋の菱の刺繍がある。指貫は、括り袴で、白綾に丸霰文様である。本資料は、右方の管方装束で緑色と銀色が基調となっている。宮内庁楽部によって使用されたものである。