全長31.7×463.0cm
講式とは声明の一種で、漢文を読み下したもの。仏や菩薩などの徳を讃嘆する内容を持つが、本資料は十一面観音を讃えるものである。平安中期から江戸時代まで多種多様な講式が作られ、その種類は200を超えるとされる。資料には、本文の右側にふりがなと胡麻章が記されているが、こうした記譜法や旋律体系は、平曲や謡曲などに影響を与えた。
全長31.7×463.0cm
講式とは声明の一種で、漢文を読み下したもの。仏や菩薩などの徳を讃嘆する内容を持つが、本資料は十一面観音を讃えるものである。平安中期から江戸時代まで多種多様な講式が作られ、その種類は200を超えるとされる。資料には、本文の右側にふりがなと胡麻章が記されているが、こうした記譜法や旋律体系は、平曲や謡曲などに影響を与えた。