

上:幅60.0×奥行55.0×高94.0cm
下:高60.0×奥行45.5cm
東京都北区王子本町の王子神社の祭礼に行われる田楽に用いられる。上の平笠は正方形の各角を切り取った板の周囲に細い紙シデを垂らし、上に牡丹、桜、梅の花を飾り付けたもので、舞人8人の内、6人が被る。下の花笠(複製)は子魔帰という小鼓役が着用する。王子田楽は近世以来江戸を代表する田楽躍であったが、昭和18年(1943)の祭を最後に中絶した。その後、1984年に約40年ぶりに復元再興されている。
上:幅60.0×奥行55.0×高94.0cm
下:高60.0×奥行45.5cm
東京都北区王子本町の王子神社の祭礼に行われる田楽に用いられる。上の平笠は正方形の各角を切り取った板の周囲に細い紙シデを垂らし、上に牡丹、桜、梅の花を飾り付けたもので、舞人8人の内、6人が被る。下の花笠(複製)は子魔帰という小鼓役が着用する。王子田楽は近世以来江戸を代表する田楽躍であったが、昭和18年(1943)の祭を最後に中絶した。その後、1984年に約40年ぶりに復元再興されている。