enpaku 早稲田大学演劇博物館

オンライン企画

オンラインイベント「『Japan Digital Theatre Archives』からひろがる、舞台芸術アーカイブの未来」

 
 


成島洋子(SPAC-静岡県舞台芸術センター 芸術局長)
1998年よりSPAC-静岡県舞台芸術センターに制作部スタッフとして参加。海外との渉外業務、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」や「ふじのくに野外芸術フェスタ」、「ストレンジシード・シズオカ」など演劇/地域/せかいをつなぐ事業や、SPAC製作の舞台作品のマネジメントを担当。制作部主任を経て、2008年より現職。


木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。 2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。


演劇博物館館長 岡室美奈子

2021年2月、演劇博物館はWebサイト『Japan Digital Theatre Archives』(以下JDTA)を開設した。サイト開設からおよそ1年、JDTAは現代演劇・舞踊・伝統芸能の三分野にわたる舞台公演映像の情報検索特設サイトとして広く認知されている。

国内の舞台芸術界においては、 2020年が“アーカイブ元年”と位置づけられる年となった。そのきっかけはこのコロナ禍である。
イベントは二部構成とし、前半では、JDTAを含めた演劇博物館でのデジタルアーカイブの対応状況、およびJDTAへの資料提供の事例などを紹介する。後半の座談会では、舞台芸術アーカイブに求める役割や期待などについて、制作者の視線を交えながら <舞台芸術アーカイブの未来像>について考える機会としたい。

登壇者:成島洋子、木ノ下裕一、岡室美奈子、松谷はるな、中西智範
日時:2022年1月24日(月)17:30~19:10(終了予定)
会場:オンライン(Zoomウェビナー)
定員:500人 ※定員に達し次第締め切り
参加無料
主催:早稲田大学演劇博物館 新宿から発信する「コロナ以後の新しい博物館」プロジェクト
助成:bunkacho_logo 令和3年度 文化庁 地域と共働した博物館創造活動支援事業
申込み期間:12月22日(水)10:00~2022年1月19日(水)17:00  1月24日(月)14:00

【申込みを締め切りました】

プログラム

▼ 主催者代表挨拶
|演劇博物館館長 岡室美奈子

▼ 第1部
●JDTAの紹介
|登壇者:松谷はるな(演劇博物館)

●演劇博物館でのデジタルアーカイブ活動の紹介
|登壇者:中西智範(演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

●事例紹介「静岡県舞台芸術センター」
|登壇者:成島洋子(SPAC-静岡県舞台芸術センター 芸術局長)

●事例紹介「木ノ下歌舞伎」
|登壇者:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)

▼ 第2部
座談会 舞台芸術アーカイブの役割と期待
|登壇者:成島洋子、木ノ下裕一、岡室美奈子

イベントレポート


※写真をクリックするとイベントレポートをご覧いただけます。


■ JDTAとは
現代演劇・舞踊・伝統芸能の三分野にわたる舞台公演映像の情報検索特設サイトである。現在、1,264 件の公演情報とともに舞台写真・チラシ・ダイジェスト映像が紹介されている。将来的には、公演情報の拡充とともに、デジタルデータとしての舞台美術図面資料などの関連情報を加えながらその機能が拡張され、アーカイブとしてのプラットフォーム的な役割を担うことも期待されている。
 2020年、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い舞台芸術界では多くの公演が延期や中止を余儀なくされ、また、人数制限等により観客数が激減するなど、大きな打撃を受けた。文化庁では、令和二年度戦略的芸術文化創造推進事業「文化芸術収益力強化事業」が実施され、寺田倉庫株式会社と緊急事態舞台芸術ネットワークが「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD事業)」として委託事業を行った。早稲田大学演劇博物館は、JDTAの企画・制作を担当するとともに、 EPAD事業にて集められた各種コンテンツをアーカイブする役割を担っている。

https://enpaku-jdta.jp/


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