縦16.1×横11.1cm
井原西鶴は、宇治加賀掾の浄瑠璃を愛好し、自作の浄瑠璃「暦」および「かいぢん八嶋」を提供している。本資料は、貞享2年(1685)の刊行で、西鶴による序文を付した加賀掾の段物集。小型本であること、また「竹」の字を必ず用いる加賀掾段物集の慣例から「小竹集」と称される。「小竹集」の伝本は京都大学文学部国文学研究室所蔵の1本のみが知られていたが、2002年に新出本が演劇博物館へ収められた。
縦16.1×横11.1cm
井原西鶴は、宇治加賀掾の浄瑠璃を愛好し、自作の浄瑠璃「暦」および「かいぢん八嶋」を提供している。本資料は、貞享2年(1685)の刊行で、西鶴による序文を付した加賀掾の段物集。小型本であること、また「竹」の字を必ず用いる加賀掾段物集の慣例から「小竹集」と称される。「小竹集」の伝本は京都大学文学部国文学研究室所蔵の1本のみが知られていたが、2002年に新出本が演劇博物館へ収められた。