人形本体:高200.0cm
江戸の下町、谷中初音町の山車人形。人形細工は寛政3年(1791)に没した初世古今亭原舟月で、現存する数少ない江戸期山車人形として貴重なもの。舟月は、仏像の玉眼をはじめて人形に応用した人として有名である。身の丈2メートルを超える大作であり、山車の上に組み上げると全高は5メートルにも及ぶ。祭礼の華として長く注目を浴びていたが、戦後の整備で道路が狭くなった影響をうけて当館への寄贈が決まり、1954年に早稲田まで練り歩きながら運ばれた。
人形本体:高200.0cm
江戸の下町、谷中初音町の山車人形。人形細工は寛政3年(1791)に没した初世古今亭原舟月で、現存する数少ない江戸期山車人形として貴重なもの。舟月は、仏像の玉眼をはじめて人形に応用した人として有名である。身の丈2メートルを超える大作であり、山車の上に組み上げると全高は5メートルにも及ぶ。祭礼の華として長く注目を浴びていたが、戦後の整備で道路が狭くなった影響をうけて当館への寄贈が決まり、1954年に早稲田まで練り歩きながら運ばれた。