《03804-1》:縦38.0×横28.6cm
《03804-2》:縦42.6×横30.5cm
《03804-3》:縦43.0×横30.6cm
西沢一鳳(1802~52)は江戸後期に活躍した大坂の狂言作者であり、元禄期の浄瑠璃作者西沢一風の曾孫である。幼時より芝居に親しみ、本格的に作者として始動する以前から、奈河一洗、金沢竜玉(3世中村歌右衛門の筆名)等の芝居を代作したといわれる。晩年は歌舞伎の研究に専念し、精力的に資料収集を行った。この貼込帖は4世中村歌右衛門や2世関三十郎などの私信も含まれ、劇界内部の人間ならではの資料集となっている。