
縦21.8×横16.3cm
貞享2年(1685)、近松門左衛門と竹本義太夫が提携した初作。作品名「出世景清」は、新進の義太夫への祝意を込めたものと考えられている。近松は、平家の残党・悪七兵衛景清を主人公とする幸若舞曲や古浄瑠璃に取材しつつ、内容を再構成し、これまでとは一線を画す劇的作品を生み出した。古浄瑠璃と当流浄瑠璃(義太夫節)との分水嶺とされる、浄瑠璃史上重要な作品である。
縦21.8×横16.3cm
貞享2年(1685)、近松門左衛門と竹本義太夫が提携した初作。作品名「出世景清」は、新進の義太夫への祝意を込めたものと考えられている。近松は、平家の残党・悪七兵衛景清を主人公とする幸若舞曲や古浄瑠璃に取材しつつ、内容を再構成し、これまでとは一線を画す劇的作品を生み出した。古浄瑠璃と当流浄瑠璃(義太夫節)との分水嶺とされる、浄瑠璃史上重要な作品である。