全体:縦148.0×横51.0cm
本紙:縦57.0×横32.5cm
近松は享保9年(1724)11月22日に没したが、その直前の11月上旬、この肖像画に辞世文を書き残した。古浄瑠璃冒頭の定型句を用いた辞世歌「それそ辞世去ほとに扨もそのゝちに残る桜か花しにほはゝ」が記される。また「代々甲冑の家に生れなから武林を離れ」て浄瑠璃作者となった来歴と心情も語られている。掲出資料は、個人蔵の原書を、演劇博物館の創立者・坪内逍遙が模写したもの。逍遙筆の添書がある。
全体:縦148.0×横51.0cm
本紙:縦57.0×横32.5cm
近松は享保9年(1724)11月22日に没したが、その直前の11月上旬、この肖像画に辞世文を書き残した。古浄瑠璃冒頭の定型句を用いた辞世歌「それそ辞世去ほとに扨もそのゝちに残る桜か花しにほはゝ」が記される。また「代々甲冑の家に生れなから武林を離れ」て浄瑠璃作者となった来歴と心情も語られている。掲出資料は、個人蔵の原書を、演劇博物館の創立者・坪内逍遙が模写したもの。逍遙筆の添書がある。