enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 浄瑠璃

Takesa Puppets

信州竹佐人形の首(しん しゅう たけ さ にん ぎょう かしら)

 

sinsyutakesa_ms_1
A
 
shinsyutakesa_ms_2
B
 
shinsyutakesa_ms_3
C
 
shinsyutakesa_ms_4
D
 
shinsyutakesa_ms_5
E
 
shinsyutakesa_6
F
 
shinsyutakesa_ms_7
(F)
 
shinsyutakesa_ms_8
(F)
 

上からA《16808-2》:縦12.55×横8.48cm、B《-3》:縦13.0×横8.85cm、C《-1》:縦9.85×横6.75cm、D《-5》:縦9.91×横9.0cm、E《-18》:縦9.61×横6.69cm、F《-30》:縦10.3×横6.65cm

昭和3年(1928)から5年にかけて、長野県下伊那郡山本村竹佐(現・飯田市竹佐)に伝わる人形芝居の首および道具一式が、設立されたばかりの演劇博物館に寄贈された。同地の人形芝居は式三番を除き既に廃絶していたため、残された資料の保存について、河竹繁俊(2代館長)の兄で竹佐区在住の郷土史家市村咸人(み なと)に相談があったことにより、当館での一括した保存が可能となった。本資料には、「竹佐人形かしら目録」と題された調査報告書が添付されており、寄贈のいきさつ、首の状態などが詳しく記されている。