縦24.2×横17.2cm
慶安4年(1651)辛卯神無月上旬4日の奥書を持つ古浄瑠璃筆写本。『古浄瑠璃正本集』第二の底本で、その後演劇資料収集家の千葉胤男氏の所蔵となり、氏の没後、千葉胤男(辻町)文庫の一部として演劇博物館に寄贈された。『古浄瑠璃正本集』の解題は、浄瑠璃が刊本になる以前の写本の存在を示唆し、本資料はその系統にあると記している。浄瑠璃正本刊行の歴史を考えるにあたり、貴重な資料であるといえよう。
縦24.2×横17.2cm
慶安4年(1651)辛卯神無月上旬4日の奥書を持つ古浄瑠璃筆写本。『古浄瑠璃正本集』第二の底本で、その後演劇資料収集家の千葉胤男氏の所蔵となり、氏の没後、千葉胤男(辻町)文庫の一部として演劇博物館に寄贈された。『古浄瑠璃正本集』の解題は、浄瑠璃が刊本になる以前の写本の存在を示唆し、本資料はその系統にあると記している。浄瑠璃正本刊行の歴史を考えるにあたり、貴重な資料であるといえよう。